マリコちゃんとコムちゃん [タカラジェンヌに愛をこめて]
新年が明けていまだにスカイステージさえ観られずにいる。
なぜかと言うとまだコムちゃん退団ショックから立ち直っていないから。
自分でもこんなに引きずるとは思ってなかったんだけど、「歌劇」にコムちゃんがいないことに(当たり前だが)なんだかひどく落ち込んだのだ。
実は私がごひいきの退団でめげたのは今回で2度目。
最初はまりこちゃん(麻路さき)こんどがコムちゃん。
人に誰のファン?と聞かれて二人の名を出すと宝塚を知っている人はたいてい
「共通項ある?」と聞く。
確かにこの二人見た目も芸風もあまり似てない。
マリコちゃんはあまりダンスが得意ではなかったがコムちゃんは誰もが認める名ダンサー。
コムちゃんもあまり歌は得意ではなかったが、まあまあ及第点。マリコちゃんはファンの私でも歌の場面はちょっと・・・。
演技で言えばコムちゃんはさわやかさと若さとかわいらしさが持ち味のフェアリータイプ。
マリコちゃんは男くささと哀愁と黒い役どころが似合う男優タイプ。
でも、コムちゃんってフェアリータイプなだけではなかったんだよね。
背中で哀愁感じられるほど成長したもの。
そして、マリコちゃんもただ男くさいだけではなく、かわいらしさも演じられる人だった。
だから私の中ではこの二人に惹かれたことに何の違和感もない。
年代がはるかに離れているから絶対無理だが私の妄想の中でマリコちゃんの「中大兄皇子」。
コムちゃん「大海人皇子」で「あかねさす・・・」が観てみたい。
額田は第1希望「白城あやか」第2希望「花總まり」第3希望「舞風りら」
3人ともどちらかと言うと古風で男役を立てるタイプの娘役さんで、マリコちゃんともコムちゃんとも並んで違和感がない。
夢の競演。夢だけの競演。
妄想の中では今まで退団していったたくさんの芸達者なジェンヌさんたちが出放題。
しばらく現実の宝塚から遠ざかっているうちに妄想癖がパワーアップしたみたいだ。
いけないいけない。
復活するために早く生の舞台に戻らなくては。
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