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オールドファンさんいらっしゃ~い [タカラジェンヌに愛をこめて]

ただいま外は台風です。
なので暇つぶしに懐かしいビデオをかけながらこのブログを書いております。
タイトルは「宝塚歌劇80周年記念 TMPスペシャル 夢まつり宝塚 ’94 ~ファン感謝の夕べ~」である。
今から13年前の特別な催し物のビデオです。

出演者を簡単に紹介すると
(花組)
組長 未沙のえる(現専科)   副組長 一原けい
トップ男役 安寿ミラ   トップ娘役 森奈みはる
2番手 真矢みき     3番手 愛華みれ
以下学年順。
美月亜優 海峡ひろき 天池ひかり 詩乃優花 宝樹芽里  紫吹淳 匠ひびき 夏城令 渚あき 初風緑 
妃宮玲子 伊織直加 真由華れお 月影瞳  
(月組)
組長 邦なつき     副組長 葵美哉
トップ男役 天海祐希   トップ娘役 麻乃佳代
2番手 久世星佳     3番手 真琴つばさ
以下学年順。
大峯麻友 若央りさ(現振り付け) 夏河ゆら 真山葉瑠 美原志帆 姿月あさと 汐風幸 嘉月絵理  山吹紗世 那津乃咲 風花舞 星野瞳 彩輝直 成瀬こうき

(雪組)
組長 京三紗   副組長 飛鳥裕
トップ男役 一路真輝   トップ娘役 花總まり
2番手 高嶺ふぶき  3番手 轟悠
以下学年順。
古代みず希 小乙女幸 泉つかさ 早原みゆ紀 香寿たつき 五峰亜季 毬丘智美 朱未知留 有未れお 
和央ようか  高倉京 宝樹彩 純名里沙 楓沙樹 翠花果 

(星組)
組長 一樹千尋   副組長 夏美よう(現花組組長)
トップ男役 紫苑ゆう   トップ娘役 白城あやか
2番手 麻路さき  3番手 稔幸
以下学年順
千珠晄 英真なおき(現星組組長) 出雲綾(現専科) 千秋慎 万里柚美 朋舞花 真織由季 絵麻緒ゆう
希佳 神田智 湖月わたる 万里沙ひとみ 星奈優里 陵あきの

そうそうたるメンバーです。
後のトップさんたちがごろごろ。
もう舌なめずりせんばかりの形相でみてます。
他の人にいまの姿見られたら絶対にドン引きされるな。

内容もただの歌謡ショーではなくてそれぞれの組が工夫を凝らした「風とともに去りぬ」のパロディー。
星組は立場を逆転してレットとアシュレが思いあっていて(レット1がシメさん。レット2がマリコちゃん。アシュレがノルちゃん。スカーレットがあやかちゃん)
あの嫉妬に苦しむレットがアシュレとあってきたスカーレットをいたぶる有名なシーンもスカーレットがレットをいたぶる展開。
いや~さすが皆さん芸達者な上サービス精神旺盛。
そしてあやちゃんのスカーレットの美しいこと。
本公演でみたかったな~

花組はご先祖たちが子孫のところへタイムワープ。
スカーレット、マヤさん(組長)  子孫スカレント、ヤンさん
アシュレ タモさん  子孫ハズレー、みきちゃん
レット みゆさん  子孫レント、リカちゃん
メラニー 美月さん 子孫メラニン、みはるちゃん
マダムベル チャーリー  子孫、ベルベル、詩乃さん
ほかにも学生役でがいちくん、なおちゃん、など多彩。

雪組はさすがに本公演でやったばかりとあって内容はばっちり。
なにしろ、一路さんがスカーレット、レット、アシュレの主要3役独占!!
後の人は~と思ったらなんと意表をつく演出。
ゆきちゃん、トムさん、タータン、たかちゃん、有未さん、たまちゃん、あやちゃん、沙樹ちゃんとなんと8人もの男役さんの女装!?
でも。ゆきちゃんとタータンは娘役かと思うぐらい綺麗だったです。違和感なし。
とむさん。ごめんいい意味で違和感ありまくりです。
思いっきり笑わせていただきました。
他の方が感情こめて言っている台詞も、トムさんたぶん自分で自分の女装?にテレまくっているんでしょう。
怒ってる?というくらい棒読み。
そこが又いい味出ててみた方は楽しいけど。

(月組)
こちらはほとんどお稽古期間が取れなかったらしく、お芝居は一番短いバージョンでした。
おまけに舞台は時代もあやふやな日本のどこか。
何しろしゃべっている言葉がどこかの方言が入り混じって妙な言葉になってるし。そこが又笑える。
お芝居の方はスカーレット(町娘の格好)佳世ちゃん。
アシュレ(農民の格好)のんちゃん。
レット(牛飼いの格好)ゆりちゃん。
お地蔵様 ルンパさん。

お芝居に出番が無かったまみちゃん、ずんちゃん、こうちゃんのトリオでこれまた奇妙ないでたちで日本風にアレンジした「マグノリアの花」を歌い踊る。
女性役?に扮した真美ちゃんをずんちゃんとこうちゃんが踊りながら盛り上げる。
最後に「マグノリアの君~」と歌うところで「マグノリアの私~」と歌い気持ちよく「ありがとうございます~先代のスカーレットでございます~」と見得を切る真美ちゃんをずんちゃんとこうちゃんが無理やり退場させる演出もGOOD !!

余興はこんな感じですが、トップ4人のMCもすっごく仲の良い雰囲気が溢れていて、ほっとします。
もちろんダンスも歌も、名曲のメドレーもあります。
盛りだくさんの内容。
今はこんな催し物無理でしょうね。
各組の体制が崩壊してしまった今、こんなに組の結束を必要とする催しなんて、できるわけない。
生徒さんたちのせいで出来ないのではなく、歌劇団のあまりにも利益優先の運営のために、スケジュール的にも、個々の生徒さんの繋がり的にも無理でしょうね。
無理にやろうとすればそれは皆生徒さんたちの負担になってしまうから。
この時代を知っている私は幸せなファンです。
このビデオを見るだけで当時のそれぞれの生徒さん、スターさんたちへの思いがわきあがってきますもの。

余談ですが、今生徒さんたちの名前を打ち込んでいて、ふと思いました。
皆さん名前の付け方がとてもセンスがいいです。
す~とはいってくる名前が多い。
そして男役、娘役が名前で判断できる。
すっきりしているのに、こくがある。
まるでビールの宣伝文句のようですが、今の生徒さんたちの名前、同じような漢字、読み方が多すぎて誰が誰やら・・・って感じです。
芸名ってとっても大事です。
耳障りのよさだけで選ばないで、印象に残るものを選んでほしいなあ。

機会があったら皆様ぜひ見てみてください。
宝塚歌劇の原点がここにあります。
ファンとともに歩んだあの時代。
今の若いファンの方にもこの楽しさを知ってほしいです。


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