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光とともに… [色・彩・いろ]

以前、ブログでも紹介した「光とともに・・・」の作者が鬼籍にはいられました。
まだ52歳という若さです。

自閉症の光君を育てる家族のお話でした。
この作品を読むために毎月買っていた月刊誌があります。
ある日突然作者急病のため休載となり、今日までひたすら回復と連載開始を待ち望んできました。
光君は中学生になり、これからどんな風に成長するのか楽しみにしていました。
偏見ばかりだったおばあちゃんが少しだけ自閉症に理解を示し始めたところだった。
同級生の女の子の家庭(DVあり)もその後が心配だった。
なんだか架空の世界のお話とは思えないほど、身近で、親戚か近所の家庭のような親近感を勝手に持っていました。

この中でたくさんの育児のヒントをもらいました。
娘が発達障害と言われた時もこの本で助けられました。
私とほぼ変わらぬ年でお亡くなりになった作者に心からご冥福をお祈りいたします。
完結していないお話にきっと心残りもあったかと思います。
私も最後まで光君を見守りたかった。

去年父が亡くなり2カ月後に伯母(父の姉)が亡くなり、その一ヵ月後に母方の伯父(母の義兄)が亡くなり、そしておととい姉の舅が亡くなりました。
身近の近親者が相次いで亡くなり命というものを否が応でも意識した日々の真っ最中のこの訃報に驚いています。

生まれたからには死は必ずあるものですが、どんな形で訪れるのか本人にも決してわからないこと。
悔いのない人生を送るために日々できることをやっていこうと思います。
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元気

こんにちは。

親を選んで生まれるのでも、子を選んで産むのでもありませんよね。
だからこそ、家族を大切にして、そんな家族を国家は大切にせねばならないのだと思います。

やっと、地域や国家、政治について、関わることの大切さが分かってきました。
遅いですが、遅すぎることはないと信じています。

地域の子であり国家の子です。
守るのも育てるのも連携せねばなりません。
ご縁をいただくことで豊かになることも多いはずです。
お金で買えないものこそ手に入れたいものです。
ならば、地域からも、いっぱい学びたいと思っています。(^^)v
by 元気 (2010-02-14 11:42) 

izunosuke

元気様。
以前大好きな宝塚の舞台で主人公と敵対するリーダーの場面でこんなセリフがありました。
主「国民がいてこその国家です」
リ「国家があってこその国民だ」
主「国民の幸せが最優先されるべきだ」
リ「国家の繁栄と安定があってこそ国民の幸せがある」

その当時は主人公に100パーセント気持ちが入ってました。
でも、今の日本を見る限りリーダーの言ってることもあながち間違っていないなと思うのです。

もちろん国民があってこその国家と言うところはまさしくその通りです。
でも、その後の繁栄と安定があってこその国民の幸せ。
この部分は本当にその通りだと思うのです。
もちろん国民を犠牲にする繁栄や安定であってはならないです。
今民主党がやろうとしていることはすべて国民の犠牲の上での安定(もしくは他国の繁栄)です。

自分の子の幸せを考えればその子を取り巻くすべての人、すべてのものを大事にいとおしく思うのです。
発達障害と言う診断を受けたことも、意味があるのだと本当に思います。
感謝という言葉を娘を持つ以前と今とでは思い入れが全然違いますから。
by izunosuke (2010-02-14 22:22) 

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