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介護保険申請完了 [高齢ハハのつぶやき]

四年半前の父に続き今回骨折で入院中の母の介護申請を行いました。

地域包括センターで手続き。
父の時があったので多少なりとも知識があったからかとってもスムーズにいった。
二月には市の係の方が病院へ出向いてくれることになった。

トイレは自分で行きたいという意志のもと、リハビリに励む母。
母が普段眠っているベッドからトイレまでは大人の足で五、六歩といった近さ。
それでもこれからはその倍かかると思われる。

なので、県内に住んでいる姉とも相談してその通路の半分を占めていた本棚をこの際撤去しようと思う。
草すれば通路の幅が倍になるし、そこに手すりをトイレまでずっとつければ夜のトイレも安心かな。


トイレのドアノブもこの際ねじって回す今のものを外し、下に下げて開ける式のドアノブに変える。
それだけでも楽になると思う。


今一番心配なのは入浴の事。
実家の風呂は十五年ほど前まで民宿をやっていた関係で温泉。
入るにはまこといいお風呂なんだけど、何しろ広いし、掃除が大変。
そこで姉や叔父と相談して日頃のお風呂はデイサービスの入浴サービスを利用し、私や姉が泊まれるときに家の温泉にゆっくり使ってもらえればいいかなと考えている。

父の時も感じたのだが、介護サービスはやはりありがたい。
在宅、独居など様々な場面で介護に携わる者にとってサービスが受けられるのはもちろんありがたいが、ヘルパーさんや介護士、ケアマネの方々に相談できるというのは孤独になりがちな介護を前向きにとらえられる利点がある。

第三者の目が、手が入るということ自体を拒む方も多いだろうが、我が家にとってはありがたい制度である。

まだ退院の話はでていないが、思ったよりも速そうだ。
父の時とは違ってリハビリに前向きな母。
病院に行っても落ち着いて会話ができるので病院に行くのが苦にならない。
父の時の毎回泣きそうになりながら精神的に追い詰められたのとは雲泥の差だ。
あの頃の自分には全く父を思いやる余裕がなかった。

今思えばまだ少し胸がざわつき、チクリと痛みが走る。
お父さん。まだお母さんを迎えに来ないでね。
もう少し孫と過ごさせてくださいね。
お父さんの介護で経験したことをしっかりお母さんに生かすから見守っててね。

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