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家庭、学校。地域の連携。 [高齢ハハのつぶやき]

13日の土曜日。
PTA役員のお仕事で隣の市の中学校へ行ってきました。

分科会ではいろいろな学校の良い点や問題点。
活動のお話も聞けてとっても有意義でした。

後半は講演会だったのですが、この中でいい言葉に巡り合いました。
「家庭の教えで芽を出し、学校の教えで花開き、社会の教えで実をつける」

明治時代に埼玉のある学校の校長先生の書かれた文の中の言葉だそうです。

人が人として生きてくのにはいろんな教えがある。
基本的なしつけとか、道徳とか。

モラル、マナー、ルール。
この中で本来一番重要視されなければいけないのがモラル。
良心であったり道徳心と言われるもの。
昨今これがなかなか定着できずルールを厳しくすることでしか平安を保てなくなっている現代社会。

一番は道徳心。(モラル)
次がしつけ、思いやり。(マナー)
最後が決まり、法(ルール)

この順番が今全く逆になっている。
でも、あの東北の震災の時日本には確かにモラルとマナーがあった。
ルールよりもモラルとマナーで動いた人が多かった。
だからこそ世界が感心し、驚いた。

日本人にはこのモラルとマナーが潜在能力としてあるんだと思う。
そしてそれを伸ばすにはやはり家庭(家族)と学校(教育現場)と地域(社会)が連携すること。
そして本来このすべてで受け入れていなきゃいけないのだけれど、どこかで弾かれた子がどこかで受け入れられる場所が見つかること。

せっかくこの世界に芽を出したなら、慈しみ、花を咲かせられるように肥料や水を与え、時には強い風や雨にも充てて立派なそれぞれの実をつけるようにしてあげることが教育であり、子育てなんだなあと思いました。

簡単じゃないけど、小難しいことでもないのだと思う。
こうすればこうなるなんて方程式もないけど、一つのヒントをもらったような気がします。


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