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人生は思い通りにならない・・・・ [高齢ハハのつぶやき]

年が明けました。
でも、我が家では「おめでとう」は禁句になってしまいました。

昨年の暮れも暮れ。
12月30日に主人が急逝いたしました。

享年53歳。

クリスマスまで普通に生活していました。

本人はしんどい部分もあったかと思いますが、家族にも何も言わずに仕事もこなしていました。
25日に自分の責任ある仕事を終えた瞬間に横になったまま起きなくなりました。

トイレに行くのも四つん這いになって張っていくような様子でした。
食欲も全くなく、少しの水分を取るだけ…。

無理やり病院へ連れて行ったのが28日の月曜日。
その時点で医師からはかなり状況が厳しいという話はありました。
合わせたい人がいたら…という言葉も…。
まるでドラマを見てるようで実感がありませんでした。

この日はまだ意識もはっきりしていて会話もできたしノンにも話しかけていた主人。
翌日には意識混濁。
誰の言葉にも反応せず、無意識の行動ばかりが目につきました。

翌々日の水曜日。
病院に向かっていた私の携帯に病院から連絡が入りました。
ノンとおばあちゃんを載せて急ぎましたが間に合いませんでした。

病室に入ると機会はすべて数値が「0」になっていました。
義妹が一番病院の近くに住んでいたので先についていてくれましたがそれでもまにあわなかったそうです。

なので、みんな呆然。
何が何だかわからないうちに家に帰り、それからは怒涛の田舎の葬式に突入。

ただただ頭を下げ、お願いをし、怒られ、謝罪し、感謝して走り回った年末年始。

ただ、通夜、葬儀ともどもたくさんの方にその早すぎる死を悼んでいただいた主人は幸せ者です。
ノンのお友達も寒い中たくさん通夜に足を運んでくれました。
本当に本当にありがたく、違う意味での涙も出ました。

この年で自分が未亡人になるなんて…・想像だにしていませんでした。

人生は何が起こるかわからない。
すべては健康があってこそ。

マラソンが好きで速く走ることが何より自分の目標だったノンチチ。
だからって人生まで生き急いで駆け抜けなくたってよかったのに…。
もう少ししたらノンのセーラー服姿が見られたのに。

卒業式と中学の入学式。
夫婦そろってノンの門出を見たかったよ。

これからも一緒に歩いていけると信じてたよ。

まだまだやらなくてはいけないことが多すぎて、正直悲しんでる余裕がないことが今は救いになってる。

心細いよ。
この先を考えるとちょっと怖い。

でも、頑張るよ。
ノンとおばあちゃんと女だけの家族になってしまったけど、見守ってねノンチチ。


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さーママ

このたびは、ご愁傷様でした。お悔やみ申し上げます。

みなさん、きっと心配しておられるのでしょうが、なんとコメントしていいか分からないのだと思い、私が最初にコメントしますね。

これから、なにかにつけ、ご主人のことを思い出すことと思います。寂しくなりますね。
でも、負けないでね、ノンちゃんと一緒なら、きっとがんばれると思います。
影ながら、応援しています。
力にはなれませんが、何かあったら、言ってくださいね。
by さーママ (2016-01-24 21:25) 

izunosuke

さーママ様。
ありがとうございます。

時間薬とはよく言ったもので、日々の生活を地道にすることが一番慰められます。
当たり前のように食事を作り、家族で食べ、たわいもないことで笑う。

ノンはそんな時
「お父さん見てるかなあ」「お父さん聞いてるかなあ」とよく口にします。

お父さんがいないという現実を特に押し込めることをせずに過ごせていることにほっとします。
現実は現実。
それを認識し、乗り越えていくのはきっとまた一つ階段を上るのには必要なことなんでしょうね。

むしろ私とおばあちゃんがノンに支えられているようです。
by izunosuke (2016-01-26 07:12) 

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