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自然は美しいが厳しい [色・彩・いろ]

今日洗濯物を庭で干していた時、足元に蝶々がやってきました。
飛んできたのではなく葉っぱの上を飛び跳ねるように移動してました。
妙な動きなので気になってよく見るとなんだか羽が変。

DSCF0340.JPG

左側の羽が半分ほど欠損している。
猫か鳥にでもやられたのか。

いづれにしてもこれでは飛ぶことは無理だろうとわかるほどです。

ノンは
「かわいそうだよ おうちで飼おうよ」と言い出しました。
虫かごがないノン家。
ノンチチに代わりになるものはないかと聞いたら
「自然のままにいるほうがいいよ」といいました。


はじめはなんか冷たいなあと思ったのだけど、
よくよく考えたらそうですよね。

たとえばこの蝶々の傷が人間が世話することで治るものなら、時間をかけることで飛べることができるようになるものなら一時保護してあげることはいいこと。
でも、この蝶々はおそらく空を飛ぶことはもうない。
その蝶々をかごに入れてしまうことは人間は助けたつもりでも蝶々にとってはただつかまってかごの鳥ならぬ籠の虫になっただけ。

それならば飛べなくても、危険はたくさんでも自然の中で自分の力で草から草へ渡っていくほうが本来の生き方なのだろうと思う。

ちなみにこの羽を見た時ノンは先日TVで見た「ファインディングニモ」のなかのやはり片方のひれが傷ついている「ギル」という魚に似て見えたようです。
ギルもまたそんなひれでも安全な水槽の中で飼われることよりも危険がいっぱいな海に帰ることを何よりの望みに思って居ました。
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春キャンドル [色・彩・いろ]

久々にキャンドルを作りました。

今までは何とかキャンドルの直接色を乗せることに苦労していましたが、今回はノンと一緒に作ることを想定して地の色だけを付けたキャンドルを二つ作って、出来上がった後絵をかきました。

春キャンドル.jpg

ピンクがノンハハ、黄色に太陽がノン作です。

ノンハハのほうはちょっと和風の春キャンドル。
ノンノは春っていうより夏ですね。
もうすでに心は夏休みを待ってる感じでしょうか・・・?


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夏キャンドル2品 [色・彩・いろ]

久々にキャンドルを作りました。
久々すぎて色の出具合が・・・・微妙…。
そこはまあ、飾り付けでごまかして…・。

hana.jpg
本体は夏色なのに花が春っぽくなっちゃいました…。

tyou.jpg
ほんとうは貝の模様がよかったんだけど…ちょうどいいのがなくて…。

はじめハート型のはイタリアの国旗の色になるはずでした(赤、白、緑)。
最近娘が大好きなイタリアの国旗。(カーズ2、紅の豚ではまりました)
その予定が色出しに失敗してしまい急きょ花でごまかしてしまいました。

この次は頑張ろう・・・。
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金環日蝕観ました~!! [色・彩・いろ]

大盛り上がりの金環日蝕。
なのに…なのに・…無情の曇り。おまけに小雨もパラパラ。
ノンにはお高めの観察用メガネ用意してたんだけど、無駄だったかなあ~と思いつつ今日は車で登校。

なにしろ金環日蝕になる時間帯がもろにバスの到着とかぶってる。
あわてるとろくなことにならないのがノン。
なので、車で送って早目の登校。

途中で雨がパラパラ。
こりゃあダメかと思っていたら学校の手前で日が差してきた。
車から降りたら雲の隙間から太陽が…。
日差しは弱いけどこれならいけるかも。

ノンに早速メガネを渡してみる。
「お月さまみた~い」というので今度はノンハハが見てみる。
確かに三日月様みたい。
さすがに奮発したメガネだけに真っ暗の中にくっきりと部分日蝕した太陽。

これなら金環日蝕いけるかも~

校庭にも三々五々子供たちが集まってきてました。
ノンも教室へ荷物を置きに行きました。
なにしろ準備に時間のかかる子ですから早目に言って早めに準備させないとせっかくのチャンス逃したら後悔する(親が)
無事に見れたかな?
帰ってきたら聞くのが今から楽しみ。

私は家に着いたら車庫のところでちょうどノン父が観察中。
雲の切れ間から太陽がのぞいていました。
観察メガネがないからあきらめていたら
「目を細めれば見えるよ」とノン父。
ほんとうはご法度ですが、幸い晴れじゃないから光は弱い。
言われた通り目を細めてみたもののぼ~んやりとしかわからない。

そうだ!!運転用のサングラスがあったじゃん。
本来ちゃんとした晴れの時なら絶対にやってはいけないサングラスでの観察。
薄曇りだからこそできるんですよね。

かけてみたら微妙。
そこでサングラスかけたうえで薄目にしてみました。

すると!!見えました~!!
金環日蝕!!
しっかりきれいな輪っかが見えました。
うわ~!!きれい!!
ほんとうに金の指輪みたい!!

曇りでがっかりしていたけど本当の快晴だったらサングラスで見るなんて危険なこと。
薄曇りだからこそ観察用メガネでなくてもしっかり見れた。
神様からのプレゼントです。
感謝感謝。
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光とともに… [色・彩・いろ]

以前、ブログでも紹介した「光とともに・・・」の作者が鬼籍にはいられました。
まだ52歳という若さです。

自閉症の光君を育てる家族のお話でした。
この作品を読むために毎月買っていた月刊誌があります。
ある日突然作者急病のため休載となり、今日までひたすら回復と連載開始を待ち望んできました。
光君は中学生になり、これからどんな風に成長するのか楽しみにしていました。
偏見ばかりだったおばあちゃんが少しだけ自閉症に理解を示し始めたところだった。
同級生の女の子の家庭(DVあり)もその後が心配だった。
なんだか架空の世界のお話とは思えないほど、身近で、親戚か近所の家庭のような親近感を勝手に持っていました。

この中でたくさんの育児のヒントをもらいました。
娘が発達障害と言われた時もこの本で助けられました。
私とほぼ変わらぬ年でお亡くなりになった作者に心からご冥福をお祈りいたします。
完結していないお話にきっと心残りもあったかと思います。
私も最後まで光君を見守りたかった。

去年父が亡くなり2カ月後に伯母(父の姉)が亡くなり、その一ヵ月後に母方の伯父(母の義兄)が亡くなり、そしておととい姉の舅が亡くなりました。
身近の近親者が相次いで亡くなり命というものを否が応でも意識した日々の真っ最中のこの訃報に驚いています。

生まれたからには死は必ずあるものですが、どんな形で訪れるのか本人にも決してわからないこと。
悔いのない人生を送るために日々できることをやっていこうと思います。
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お世話になりました。 [色・彩・いろ]

2009年もあと数時間となりました。
2月末の父の入院から始まって、病院通い、在宅介護、転院、父の死とジェットコースターのような日々の連続でいつも以上にあっという間に過ぎた一年でした。
正直春から秋にかけて記憶が滅茶苦茶です。

そして10月末に父が亡くなってから12月の四十九日までがこれまた初めてのこと尽くしのてんこもり。
やっとすべて終わってほっとしたら、父の姉である伯母が急死。
きっとさびしがり屋の父がひとりで三途の川を渡るのが嫌でお姉ちゃんの手を引っ張っちゃったんだと親戚一同同意見でした^^;

親子というもの、家族というもの、友情というもの、親戚というもの、その絆のありがたさも難しさも、大切さも、不思議さもいろいろと教えてくれた年でした。

すべてがきっと何一つ無駄なことはないのだと思います。
泣いたことも、笑ったことも、怒ったことも、喜んだこともすべてが私の人生のスパイスです。
来年もいろいろなことがあるでしょう。
今年お世話になった皆様。
また来年もぜひよいお付き合いをお願いいたします。

よいお年を!!
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あなたの知らない世界(葬儀) [色・彩・いろ]

お葬式の時のお話ですが、霊的なものではありません。
霊よりももっと怖~い親類および近所の方々とのやり取りです。

我が家では40数年ぶりに出す葬式でした。
当然本来仕切るはずの父が送り出される本人なのですから頼りになるのは近所の住む父の一番下の弟(叔父)
本当のこの叔父には最初から最後まで世話になりっぱなしで足を向けて眠れません。
母方のいとこにも着付けをしてもらったり、父方のいとこやそのお嫁さんまでずっと台所の手伝いをしてもらったりして本当に助けられました。
人のつながりって大事ですね。
とくに日頃のお付き合いがものを言う。


でも、騒動を起こしてくれるのもまた親類だ。
それも親切心で注意してくれる(的外れだったり、おせっかいだったとしても)ことには素直の感謝するが、ただの嫌味だったり、完全な逆切れだった利されると私自身人間が出来ていないので瞬間湯沸かし器に火が付いてしまう。

出棺の時うちの父方の親戚が何人かお経の最中に私語がかなりうるさかった。
司会をしてくれているメモリアルの方からもマイクで「私語はおつつしみください」とアナウンスが入ったほど。
それでもやまなかったので主人が注意をした。
私やその時周りにいた人はその言い方そのものにも疑問も感じなかったのだが、言われたほうは納得できなかったようだ。
言われたのがどうやらうちの父方の親戚では一番うるさ型の私のいとこ(10歳以上上ですが)の娘だったらしい
3人の子持ちでいい大人です。
それで、そのいとこが私が一番親しくしているいとこに主人のことをすごい勢いで文句を言ってきたそうな。


本来の私ならここで
「お経をあげている最中に私語を注意されてもやめなかったほうがいい大人としてどうかと思う。主人は間違ってないと思うからあやまるつもりはない」と言い切ってしまうところだ。
自分の父親の葬式でなければたぶん言ってたな。
聞かされたのは告別式などがすべて終わった後だったから喧嘩にならなかったけど。
間に入ってしまう格好になったいとこがとりなしたら「うちは一等親だ!!」との賜ったらしいが、やってる事はまるでお客さん。
そして孫たちをぞろぞろ連れてきてみんな食事していったので予定外の数が出て足りなくなった。


近所にも振り回されました。
一人なかなか難しい人たちが(夫婦)いるのですが、運悪くこのうちが今年の組長さん。
いやでもお手伝いを頼まなければならないのです。
気を使って怒られて嫌味言われて…。
ひたすら頭下げ続けの3日間でした。


悲しんでる暇がないというより心に余裕がない。
父の顔さえゆっくり見られなかった。
だからまだ本当の意味でお別れができていない気がする。


すぐ上の姉と不謹慎ながら
「こんなに身内がすっ飛びまわらなければならない葬式なんていやだ~
お母さんの時は金かかっても近所も親類も頼まないで葬祭場でやろう」と決めました。
きちんと父に向かい合う時間さえないまま火葬され、墓に入ってしまったことが何んとも悔やまれます。

だから田舎の葬式は嫌じゃ~!!
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幼かった私へ…・ [色・彩・いろ]

ひょんなことから素敵な出会いをしました。
そして私は長年私を苦しめてきた自分の心の奥底に潜むトラウマの正体に気付くことができました。

何度か記事でも書いてあるように私は自分の父親が苦手でした。
わがままで自分勝手で気分屋で…。
欠点をあげろと言われればいくらでも出てくる。

でも、私は今でも父の機嫌に左右される自分をもてあましていた。
なぜか父の言い分がただのわがままと分かっていながら、母を責めたり私に食ってかかられただけでその後心臓がバクバクして吐き気さえする。
その原因は幼かった私が記憶の隅に封印していたトラウマが原因だったのだ。

幼い私に父への憎しみ、恐れを植え付けたもの。それは父の母に対する理不尽な言いがかりを目にし、耳にしたからだ。
大好きな母を泣かせる理不尽な父親。
私の中の父はず~っとそれこそ50年近くこのイメージだったのだ。

でも、今日父という人間の一部分が見えた。
あるヒーリングをしてくださる方と出会ったのだが、その人から言われた父と言う人間の私の知らない一面。

次男として生まれながら、長男の死によっていきなり家と墓を守らなければならなくなった父。
懸命に働いて家族を守る責任感でいっぱいいっぱいで余裕のなかった父。
しっかり者の母に甘えてしまった父。
子供への愛情の表し方を知らなかった父。


言われたことがすべてすんなりと心に入ってきました。
確かに仕事をまじめにやり、お金を家に入れ、ギャンブルもせず、女も作らず、子供に手をあげることもしなかった父。
言いたいことばかり言っているようで、家の中で居場所が見つけられなかった父。
口うるさい父を毛嫌いして必要最低限しか話そうとしない娘3人。
悪態ついて、説教することでしかコミュニケーションが図れなかった父。
今、幼い孫に昔の分を取り戻すかのように目じりを下げる父。

そんな父にさえ自分がしてもらえなかった愛情表現を嫉妬した自分。

もう記憶の奥に閉じこもっている幼いころの私を解放してあげなければなりません。
ただ父を恐れ、憎み、思春期の頃はその死すら願った。
父の80年余りの人生の中で、苦労もつらさもあったことに気づこうとさえしなかった今日までの私。

自分で自分を傷つけていただけなんです。
父のせいでも母のせいでもなく、ただ幼い日の私が心についた傷を自覚することなく父を悪者にすることで心の安定を図ろうとしていたに違いないのです。
今日から私の心の修行の始まりです。

この世に送り出してくれた両親の愛情と育ててくれた努力に対して深く感謝することなくきた自分を見つめなおすときです。
記憶の中でおびえて膝を抱えている幼い日の私へ。
もう何も怖いことなんてない。
父に私は愛されていた。
だからもうおびえなくていい。悲しまなくていい。
私の今日までの人生は幸せだったのだと確認できたのだから。
これからの人生また幸せであるという確証を持てたのだから。

心という物の不可思議さを実感した今日という日。



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日本語の美しさ [色・彩・いろ]


  雪降らぬ  里に舞い散る  風の花

私の住んでいる伊豆はご存知のように温暖な気候が特徴です。
なので雪が降るのはとっても珍しい。
子供のころから雪が降ると嬉しくて嬉しくて。

上の句は私が高校時代に作った拙い句です。
きちんと習ったわけではないので俳句と言っていいのかさえわかりません。
でも、この句ができた時のことを今でもよく覚えています。

当時の私は放課後のほとんどを図書室で過ごしていました。
本に囲まれてると落ち着くんです。
その日は結構冷え込んでいたので、図書室には司書の先生のほかに生徒は私だけでした。
司書の先生の机のそばでストーブに当たりながらおしゃべりしていた時、窓の外に何かが動きました。
窓の外は川に面していてその先は山です。
人工物が一切ない景色の中、白い小さな粒が風にひらひら舞うように落ちてきていました。
山の濃い緑に白い粒がとってもきれいでした。

「わ~!!雪だ!!」
小学生の子供のようにはしゃいだ私の声の後に静かな男性の声がしました。

「ああ   風花が舞ってますね」

驚いて振り向くとそこにいたのは、現国の先生でした。
私は一度も授業では教わらなかったのですが、片足がご不自由だった先生はいつもゆったりとした動作で過ごしていました。
もちろん機嫌の悪い所や怒っているところなど見たこともなく。


その時司書の先生(年配の女性)が少し微笑みながら
「同じものを見ても表現の仕方がこうも違うなんて。おもしろいですね」とおっしゃいました。

その時に初めて「風花」と言う言葉を私は知りました。


その夜なぜだか心に浮かんだのがこの句です。
何となく忘れられなくて。でも、一度も人に聞かせたことも見せたこともありませんでした。
この頃日本語の美しい言葉を意識するようにしています。
あの時の先生(名前は覚えていませんが)はお元気かな?
今もあの静かな雰囲気のまま本を読んでいる姿が想像できます。
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感動はこんなところにも。 [色・彩・いろ]

本日行った「大道芸ワールドカップ」で初めてのパフォーマンスを見ました。
軽快なリズムに乗って踊りながら絵を描くというパフォーマンスです。

YUKINKO AKIRA

全然予備知識なく見たんですが、最初は何を書いてるか全くわからなかったんです。

ペイント1.jpg

ただ黒い線を縦に横に殴り書きしている様にしか見えなかった。

そこに人の影らしいものが現われて

パフォーマンス.jpg

次のカラースプレーで何やら景色らしいものがあらわれ

ペイント2.jpg

最後に蛍光ペン(らしきもの)で夕日が描かれました。

ペイント3.jpg

その間彼は全く休む間もなく自分で首からかけたプレーヤーから流れるリズムに合わせて踊っているのです。

全く絵心がなく絵を描ける人はそれだけで尊敬の対象である私にとってそれを踊りながら、即興で絵を描く彼はまさしく驚愕のパフォーマーでした。
ジャグリングなどが多い大道芸の中で独特な世界を持つ彼はちょっと注目です。

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