お友達って大事だね。

毎朝、指定の駐車場から幼稚園まで川沿いの堤防の道を歩く。
大人一人ならさして遠くない道のりも、ノンと一緒だと倍どころか３倍の時間がかかる。
寄り道はもちろん、水溜りを見つければしゃがみこむ。
石を拾う、虫や蝶を見つけて立ち止まる。
「早く行こうよ」と促せば、時によっては「いや～」と地面に寝転がる。
毎朝これが試練なのです。
幼稚園に行くのが嫌ではないくせになんなんだろう。
子供は寄り道が好きなのは承知なのですが、こう毎朝ではね・・・・。

ところが昨日駐車場で仲良しのＫ君親子と一緒になった。
これはチャンス。
「ノンちゃん　Ｋ君とお手手つないでいけば」というとノンより先にＫ君がその言葉ににっこり笑ってノンの手をとってくれた。
ちょっと照れくさそうなノン。
でも幼稚園でも一緒に遊ぶことの多いＫ君なので、嬉しそう。
駐車場を出ると堤防に行くまで２箇所横断歩道を渡るのだが、ハハと二人だとこの横断がいつもスムーズに行かない。
手を引かれるのを嫌がるのはいいとして、一人で歩かせると車が止まっていてくれてもちんたらちんたら。
つい手を引っ張って引きずることになる。
その後はひっくり返って二つ目の横断歩道を渡ろうとしないということがたびたび。

Ｋ君と手をつないでどうするかと見ていたら、ニコニコで何の問題も無くクリア！
堤防も寄り道も脱線も無く歩く。
もう感動である。
途中、ふたりとも歩道と車道の間の縁石を渡りたくて手を放した。
それぞれ親子で手をつないで進む。
幼稚園の前まで来て「また　Ｋ君と手をつなぐ？」と聞いたらノンの方からＫ君の手をとりにいき「お手手つなごう」と誘っていた。
Ｋ君もにっこり笑って又二人は仲良しモード全開で玄関へ。
出迎えてくれたＲ先生にも「ま～仲良しさんだね。　よかったね」と言われふたり顔見合わせてニヤニヤ。
お友達の力って大きいですね。
なんだかとっても嬉しい光景を見られて、一日楽しかったです。

コメント 2

本当に「お友だちの力」って偉大ですよね！

長男も幼稚園での最大の楽しみは
お友だちと遊ぶことみたいです(^^)
次男も長男や姪と一緒だと
言うことを良く聞いてくれたり…。

でも！
時折、相乗効果でとんでもない事態になったりします。
特に次男と同い年の姪とはお互いに
負けられないと思うみたいで…(^^;
by ちろり (2007-07-06 10:16) 

この頃の子供って、本当に純粋に生きていますよね。
駆け引きとか遠慮なんかがない分、本音だけで生きている。
それがわがままに見えたり、聞き分けがないって見えたりするだけ。
子供たちがお友達と接しているところを見るとそういう人間の本質的な付き合い方がわかる。
親のほうが毎日いろんなことを教えてもらっていたりします。
by izunosuke (2007-07-07 20:37)