カラーの世界は面白い [色・彩・いろ]
今年、何を思ったか突然「色」の勉強がしたい!!と思い立ち、某通信教育でカラーコーディネートの勉強を始めました。
今思えば、子供のころから着物の色や柄、きれいな風景写真や絵画、イラストなど自分に絵心が無いので書くことはできなかったが塗り絵は大好きでした。
小学2年生のとき(はるか昔ですが・・・・)図工の時間に鶏の絵を描くことになりました。もちろんうまくなんて書けません。はやばやうまく書こうなんてことあきらめて彩色にかかった私ですが、鶏といえば茶色や灰色ですよね。塗っててちっとも楽しくない。
そこで何を思ったか、私はいろんな絵の具を混ぜ合わせ、鶏の体にぺたぺた塗っていきました。塗れば塗るほど楽しくなって私の鶏は本物とは似ても似つかない、まるでどこか外国の道端で売られているお土産用の土人形のように・・・。
そのとき担任の先生が私の絵を見て、「どうしてこんな色にしたの?」と聞きました。
私は当然怒られると思い、「いろいろ混ぜてたらきれいな色がたくさんできて塗ったら楽しそうだったから」と蚊の鳴くような声で答えました。
その後なんと担任の先生からその絵が郡の展覧会に出品され、特賞をいただいたといわれ、家族で見に行ったのを覚えています。
もちろん絵がうまかったからではなく、紫や黄緑やピンクなどの鮮やかな色で塗られた鶏の羽の奇抜さが面白がられたようです。
思えばあれが私が色に興味を持った最初でした。
これからいろいろ、勉強していく上で知った色の世界の魅力を少しでも誰かに聞いて(読んで)ほしいと思っています。
コメント 0