海への感謝 [色・彩・いろ]
海と言うのは、なんと懐の大きな存在だろう。
よく「母なる大地」と言うが、私には海のほうが生命の源のような気がする。
見ているだけでも心が癒される。
そしてたくさんの恩恵を人間にもたらしてくれる。
いわゆる磯物というやつです。
と言っても料理屋さんや飲み屋さんで出てくるようなのではなくて、漁業権に関係ないものです。
だからいつとってもお咎めなしってやつですね。
俗に「片っ貝」とか「にし」とかいわれるやつです。
これらを味噌汁にするといいだしが出ておいしいんです。
おかずがいらないくらいです。
こちらは「岩のり」
こっちは採っていい日は漁協のほうで決められてそれも放送が入った日だけ。
今年は暖冬のせいで西風と言われる強い海から山に向かって吹く冷たい風が吹かなかったので、ほとんど海苔がついてません。
地区の中ではかなりいい腕のばあばとチチの二人で行っても50枚は取れませんでした。
この海苔をストーブでゆっくりあぶって、細かく手の中で揉み解し、醤油をかけるだけ。
好みによってはほんの少し熱湯をかけてやわらかくして食べる人もいます。
これでご飯が進む進む。
おにぎりにしてもベリーグッド!!
本当に海には感謝してもしたりないです。
だから海を汚すような行為には本当に腹が立ちます。
せっかく伊豆を訪れてくださる観光客の皆様。
そして地元を含む近在の皆様。
海への感謝を忘れず、せめてごみは持ち帰りましょう。
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