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「ガラかめ」と「スケ刑事」の意外なつながり。 [書庫]

もうはるか昔の漫画です。若い人は「ガラスの仮面」は知ってても「スケ番刑事」はどうだろうか。
どちらも白泉社の「花とゆめ」の人気連載漫画でした。
どちらもドラマ化されたけど私にはどちらも問題外。
あの原作の雰囲気はやはり実写では無理なのだ。
「スケ番刑事」なんて1作意外ぜんぜん別物だったし・・・。

それはさておき、この二つの作者美内すずえ氏と和田慎二氏はかなり交流があったらしく、お互いの作品の中で時々そのキャラクターが遊んでたりしたのだが、極めつけは本編でなんと競演してしまったのだ。
それも時期外れることなく同じ号で。
これってすごいことなんですよ。

内容的には「スケ番刑事」の方で、芸能界を舞台にした悪事を暴くために私立探偵でありサキの恋人でもある神恭一郎が学生時代の親友である芸能プロの社長に電話をするのです。
その相手が「ガラスの仮面」の紫の人こと速水真澄。大都芸能の社長でありマヤの永遠の恋人。

この二人がお互いに電話口で語り合った後、
真澄「又無茶してるのか?」
恭一郎「まあな」
真澄「ほどほどにしろよ」
恭一郎「おまえこそ」
実際のせりふは覚えてないがこんな感じの会話。
お互いに孤独の中で生きてきた二人にだけわかる男の友情ってな感じでしたね。

これが双方の本編の中でかかれてたんですよ。
なんて贅沢な展開。
あの号だけでもなんで取っておかなかったのか今でも悔やまれる。
双方の漫画を持ってる方ぜひ確認してみて。

ガラスの仮面 (第42巻)

ガラスの仮面 (第42巻)

  • 作者: 美内 すずえ
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2004/12/16
  • メディア: コミック


スケバン刑事 (1)

スケバン刑事 (1)

  • 作者: 和田 慎二
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2004/08/23
  • メディア: コミック


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コメント 6

マアカ

なつかしいシーンですね。
雑誌で読んだときは、ページひっくり返して確認しちゃいました。
コラボで短編も描いていましたね。
あれは何巻でしたか。
by マアカ (2007-02-07 21:21) 

ナオ

えええー、知りませんでした。
私はガラスの仮面は全巻(たぶん)持っているのですが、スケ番刑事の方はドラマでしか見たことがないのです。どちらもすごい人気ですしね。
しかし、そんな情報をお持ちのizunosukeさんのコアなファンぶりが微笑ましいです(笑)
by ナオ (2007-02-08 09:33) 

izunosuke

やはりご存知でしたかマアカさん。
なんとなくそんな気がしてました。(*^。^*)
これ以外と知ってる人が少なくて拍子抜けしてたところです。
知ってる人がいてうれしいです。
知らない人に「え~」って驚かれるのも快感ですが・・・。
by izunosuke (2007-02-08 09:55) 

izunosuke

ナオさん。いらっしゃいませ。
コメントいただきありがとうございます。
これって驚かれるのも嬉しいし、知っている人がいても嬉しい。
あの時代の花とゆめって今考えるとすごい豪華な執筆陣だったんですよね。
by izunosuke (2007-02-08 09:59) 

マアカ

思い出しました。
「ジーナと青い壷殺人予告」とかいう設定で、サキが捜査するんでしたよね。
by マアカ (2007-02-08 15:26) 

izunosuke

そうそうおもいだした。
そして真犯人がサキの永遠の敵ミヅチレミの腹違いの姉。
美内すずえならぬみずちすずえ。
犯行動機が女優になりたかった犯人がマヤの才能に嫉妬してってやつだった。
あれはおもしろかったな~
今の作家さんたちってこういう遊び心がある人っているのかな~
by izunosuke (2007-02-08 19:03) 

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