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ミッドサマーキャロル 初演VS再演 [タカラジェンヌに愛をこめて]

先日、NHK-BS2のミッドナイトシアターで放送されていた「ミッドサマーキャロル がま王子VSザリガニ魔人」。
依然何気なく劇場中継を見たのと同じタイトル。
でも、出演者が全然違う。
そこで録画してみた。


内容は同じ。
キャストは全く違う。
唯一同じなのはやくざの入院患者役の人だけ。


初演は長谷川京子と伊藤英明の初舞台だった。
やはりちょっとハセキョウが下手ではないがいっぱいいっぱいって感じで見てて余裕がない感じだった。
伊藤英明はまあ初舞台にしてはうまいかな。
ただ後の脇はさすが。

入院患者のパコ。
大貫老人。消防士のかきたさん(ラーメンズの片桐仁さん)。入院患者のおばちゃん(ポケモンのニャースの声をやっている犬山犬子さん。)医者(山崎一さん)。先輩看護婦(瀬戸カトリーヌ)。大貫老人の甥で先輩看護婦の夫。そして何といっても作、演出をしていて、お芝居の中でもストーリーテラーの役割をはたしている後藤ひろひとさん。やくざの入院患者さん。


顔も始めてみる人。顔はわかるけど名前がわからない人いたけど、内容はとってもおもしろくてDVDで完全保存版にしてしまった。


今回のは今年の4月に再演されたもの。
内容は同じなので、それなりに面白かったし、主役二人はやはり初舞台の前回とは違って舞台慣れしているので、安心してみていられた。
ただ、不満を言えば後藤ひろひとさんの役はやはり後藤ひろひとさんにしかできないものだと痛感しました。
今回は落語家の春風亭昇太さんだったのだが、やはり力量というか持ち味が違いすぎて笑えなかった。
セリフや間などは同じなのだからやはり持ち味の問題なんだろうな。


今回は瀬戸カトリーヌさんがやった(これもかなり面白かった)先輩看護婦を元宝塚の月船さららさんが演じていたのだが、これがうまい!!
ちょっと大げさな演技が求められる役だが嫌みなくさらりと演じていた。
やはり宝塚育ちは安心して見ていられる。
基礎がしっかりしているからね。


医者役はどこかで見た人と思ったらTVでもおなじみの岡田浩輝さんでした。
初演の山崎さんのひょうひょうとした医者も好みだったけど、岡田さんのちょっとイケメンの医者もかなりつぼ。
そして、初演も再演も唯一同じ役で出ているやくざ役の人。
何度見ても名前が覚えられないのだけど、好きだなあこの人。
大阪弁がなんとも言えない味を出してる。


全編を通してどちらも良く出来てるが個人的好みは初演かな。
でも同じ内容、同じ演出でもキャストが変わるとこうまで雰囲気が変わるんですね。
だから舞台は面白い。


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