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褒めて叱って褒めて褒めて…。 [発達障碍]

昨日の月曜日以前予約していた県がやっている発達相談の診療所へ行ってきました。
移動時間3時間に昼食時間1時間を見込んで予約時間の4時間前に家を出発。
途中ちょっと渋滞しましたが、スムーズに現地到着。
ただ、ここからが問題。


ノンは「レストラン行く?プリン食べる?」としきりに聞いてました。
病院と聞いて嫌がると困るので、「そうだよレストランだよ~」とごまかしてました。
なのに・・・・・ファミレスらしきものが全くない。
反対車線にはやたらあるのに自分たちの側には焼き肉屋やら、韓国料理屋さんやらノンにはちょっとって店ばかり。
くるくる回っているうちに予約時間が迫ってきた。
仕方なくコンビニでお昼を調達し、診療所の駐車場で車の中でのお昼と相成りました。


さて、肝心の診察ですが、相変わらず名前を言わない。
年を聞かれても言わない。
かといって泣きだしたり、親に抱きついたりすることもなく終始ニコニコ。

日ごろの生活の様子を話しているときも、時々先生と母の間で大きな声で母の注意を引こうとしたり。
途中で検査の先生の父と別室へ。
先生がノンの様子を見る限り、やはり多少多動の兆候が見られるとのこと。
いろいろなものに興味が行き過ぎて、注意が散漫になってしまうということもあります。

先生の話でいちばん興味深かったのが、診断名をつける意味です。
診断名をつけるということはレッテルを張るってことではないのです。

たとえばノンのようにじっとしていること(それも団体の中では特に)が苦手な子が何の診断もされず、ただの個性として片づけてしまうと、ほかの人からはただのわがままに見えてしまう。
それに伴いダメダメという否定ばかりされて自信がなくなり、本来できることもできなくなってしまうことがあるからだそうです。
これを2次被害と言うそうです。


できないのとやらないのとは違いますよね。
やらないのは自分の意志だけど、できないことをできるようにするにはやはり適切な指導が必要です。
そういう点でも、地域と医療機関と教育機関と家庭の連携って大事です。


ノンの場合先生からみても、かなり分かりやすい子のようです。
注目を浴びたい。自分に関心を持ってほしいという気持ちが結構強いみたいです。
だから、親が自分のことを見ていないときは必要以上にアピールしますからね。


こういう子にはとにかく褒めてください。
小さなことでも達成感を持たせてください。
との指導がありました。

もちろん叱ることも大事です。
危険なこと。迷惑なこと。教えていかなければなりませんから。
その中でも小さなことでも大袈裟なくらい褒めてあげてくださいと言われました。

しばらくは月1ペースで通院です。
来月は先生の都合でお休みですが…。


「去年から今年にかけて落ち着いたようにこれから大きくなるにつれて落ち着いてはきます。でも、集団の中での協調性に関してはやはり個別の指導が必要でしょう。」
という話でした。


ちょっと遠いですが、親子3人半分は家族のふれあいの日と位置づけて頑張って通院して見ようと思います。
病気の治療と違って先生も白衣ではないですし、お医者様と心理の先生と、支援スタッフの方。
最初から最後まで同じ方が担当してくださいます。
最終的には診断がつくのですが、最低でも3回。長いと6回ほどは通うことになります。

別室での検査と言うか、お遊びはチチが付いて行ってくれましたが、かなり楽しかったようです。
でも、やはりノンはノンなりに緊張していたんでしょうね。
足に力が入りすぎて脚気の検査できませんでした。


帰りはさすがに疲れたのか、車に中で眠ってしまい、家についても起きず、夕飯も食べてないのに朝までそのまま寝てしまいました。
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コメント 2

さーママ

上手に褒める以上に上手に叱るって難しいですよねぇ。

叱っちゃいけないしけないと思いながら、こんなに暑いと…!!
ダメダメ、暑さのせいにしちゃ!!…こんな具合で反省の日々です^^

その子の個性に合わせて支援していくのですから、その子の個性をしっかりうけとめる必要があるんですよね。
同じ現れでも、その子によって理由も原因も違うんですものね。

診療所の先生の言葉に勇気づけられました^^
ステキな言葉をありがとう!!


by さーママ (2008-08-18 15:05) 

izunosuke

さーママ様。
子どもと一緒にに親も成長するってことが、最近実感するようになりました。
昔ならちょっと乱暴な子や騒ぎまわる子をみると心の中で(親は何やってるのよ~)と思ってしまっていました。
タダのわがままやしつけの問題だけでないことが世の中にはあるってことやはりその立場に立つまでわからなかった。

わからない人にわかれって言っても無理なんですよね。
でも、触れ合うことでわかろうとしてくれる人は必ず出てくる。
そういう人を拒絶しないで、わかってもらうことを親があきらめないことですね。
by izunosuke (2008-08-19 07:14) 

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