SSブログ

父親って・・・・面倒! [高齢ハハのつぶやき]

きのう、実家の母親を隣町の病院へ連れていくことになっていた。
母との計画では、11時半の予約なので、父のお昼の支度をして10時に家を出る。
検査と診察でおそらく一時間ほどだろうから、その後母と私と娘と3人でゆっくり昼食をとり帰宅。
たまのお出かけなので、私の中では一軒の本格中華料理が食べられるお店が脳裏に浮かんでいた。

車で実家に乗り付け娘はチャイルドシートにくくりつけたまま、「出られる~?」とにこやかに玄関を開けながら尋ねる私に答えたのは、しっかり出かける格好をしている父親。
「おう、でられるぞ」
(何であんたが出かける格好してるのよ~ 留守番しててよ~ 待つのが大嫌いなくせに~ 外食も嫌いなくせに~)
心の声をそのまま出せない小心者の娘は平静を装いつつ尋ねる。

「お父さんもいくの?」
「前言ってた眼鏡屋に行くから」
(その眼鏡屋って私達夫婦が懇意にしているところジャン。 わがままなあんたが迷惑かけたら主人の顔もつぶれるんだからね。言いたい事言ったらただじゃおかないぞ)
心の中で毒ずきながら、どうか平穏な一日でありますようにと神に祈る。

母を病院へ送りそのまま眼鏡屋へ。
案の定めがねに関係ない眼科での手術の話を始める父。
丁寧に話を聞いてくれる店の若主人さん。
「手術の話はここではいいから、今の眼の状態とどういうめがねが欲しいかだけでいいんだよ」
横からすかさずさえぎる私。
手術をした後はかなり時間を置いてから作らないと帰って無駄になってしまうからという説明に私は納得したが、父親はせっかくきたのにという気持ちがありあり・・・。

「今すぐ必要とか、仕事しているなら急ぐけど、そうじゃないなら私ももう少し間をおいたほうがいいと思うよ。 今使っているめがねのフレームを使ってもいいって言ってくれているんだし今度そのめがねを持って出直そう」
というとやっと腰を上げた。

思ったよりすんなり店を後にしてくれてほっとしたのもつかの間。
母のいる病院に着いた途端に「待つのも疲れるな~」といいながら車を降りた。
一回目のプチン!!
勝手についてきたのは自分だろうが~
あんたがこの病院にかかったときには母も私も娘も3時間も付き合ったんだあんた一人に!!
文句を言うなら留守番してろ~

思ったより病院がかかって、帰路についたのはPM1時半。
さすがに娘は車の中でパンを食べさせたが、母と私は外食の予定を狂わされ(何しろ外食嫌いの父のせい)家の近くのコンビニでお昼を買って家で食べようということになった。

目的の店の駐車場に車を入れた途端
父「何だ!なにを買うんだ!」
私「お昼を買うんだよ」
父「家に何もないのか」(母に向かって)
母「ないよ」
父「・・・・・」(憮然とした態度)
私「何かあったとしてもこれから支度するなんていやだよ。私もノンもお腹空いてるし」
父「ノンちゃんがお腹空いてるからな~ おいしいもの買ってくれるからな~」(後部座席のチャイルドシートの孫に向かって思いっきり猫なで声)
(別人28号め!!)

結局、父親というのは(うちの爺さんだけかもしれないが)自分がすべての中心でいなければ気がすまないのだ。
女房も娘も今は思いっきり甘甘の孫であっても、所詮は自分の人生の添え物でしかないんだ。
そんな親でもやはり文句を言いつつ、見捨てられないのは血のつながりゆえだろうか。
嫁だったらたぶん私はすでに決裂していると思う。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。